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PRP療法(多血小板血症治療)について

再生医療の1つであるPRP療法(多血小板血症治療)

 PRP療法は、患者様から約30ccの血液を採血し、特殊な機械で血小板を濃縮します。その濃縮した血小板を患部に注射器で注入する治療法です。 血小板は細胞を修復する役割を持っていますので、患部(軟骨やじん帯、腱(スジ)に注射をすることにより、傷ついた組織を修復するように作用し、患部の痛みの改善、関節を動かしやすくなることなどが期待できます。

採血する血液の量は、一般的な健康診断で行う採血の量よりも少し多い程度です。注射の痛さは個人差がありますが、特別に痛いものではありませんのでお身体の負担は少ないと考えます。
そして、自分自身の血液から抽出した血小板成分を使用するため、アレルギー反応を起こす確率は極めて低いのでかなり安全性は高いと言われてます。
採血から患部に注射をするまでの所要時間は約30分程度です。

治療効果が得られるか否かは50%の確率と言われておりますので、効果が得られない場合もあります。しかし、複数回治療を行うことにより治療効果が高められるという研究結果もございます。

当院では、下記の場合に治療の適応としております。

  • 変形性膝関節症の治療(注射やリハビリ等)をしても一時的な効果、効果が短く感じるようになった
  • スポーツに早く復帰したい
  • 手術したほうが良いと言われたが、できるだけ手術を避けたい
など

適応疾患は、現時点では変形性膝関節症に限定しております。
今後につきましては、研究が進みより高い治療成績が得られるようになった場合は、適応部位、疾患を拡大する可能性がございます。

※再生医療法に基づき厚生局へ届出を行っております(厚生労働省「再生医療について」
※費用:1回 50,000円