肩の症状

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気になる症状と疾患名

気になる症状と疾患名

こんな症状はありませんか?

①腕を挙げると肩が痛い
②腕が挙がらない
③肩が痛くて力が入りにくい
④シャツなどを着替える時に肩が痛くなる、動かない
⑤背中に手が回らない
⑥肩が痛くて頭を洗えない、体を洗えない
⑦寝ていると肩が痛くなる・痛くて眠れない、起きてしまう

こんな症状はありませんか?


実は次のような疾患が隠れているかもしれません。
痛みの原因や治療法を確認して、早く治していきましょう。

①肩関節周囲炎(五十肩)
②肩腱板損傷・断裂
③石灰沈着性腱板炎

痛みの原因

痛みの原因

肩関節は、腕を動かす役割をしています。肩関節の中には、腱板(けんばん)と呼ばれる筋があり、手を高く挙げる、髪を洗う、背中をかくなどの複雑な動きを可能にしていますが、そのため非常に不安定な構造をしています。それを補強しているのが、筋肉や靭帯です。

肩のケガや加齢による筋肉や腱板の老化などによって炎症が起こると、肩が痛い、肩を動かせないといった症状が現れます。これらの病気が「肩関節周囲炎(五十肩)」や「肩腱板損傷・断裂」と呼ばれています。「五十肩は一年放置しておけば治る」と誤解をしている人がいますが、それは大変危険です。

痛みの原因

炎症が治まれば痛みはなくなりますが、肩の動きが回復するわけではありません。また、転んでから腕が上がらない、肩が痛いなどの症状が起こることがありますが、これを五十肩だと思って放置してしまうと、一生治ることはありません。適切な診療と治療を受けることをお勧めします。

肩関節周囲炎と似た症状を起こすのが「石灰沈着性腱板炎」です。夜間に急に肩に強い痛みを感じ、眠れないくらい痛い、肩を動かせないくらい痛いという症状が多くみられます。
40~50代の女性に多くみられる病気です。肩の周りにある腱板といわれる腱(スジ)の部分に石灰が沈着し痛みを強くします。多くの場合、注射や内服薬で改善しますので早期治療を心掛けてください。

当院での治療方針とリハビリ

当院での治療方針とリハビリ

当院では、内服薬や湿布の処方、炎症が強い場合は肩に注射をすることで炎症を抑える治療をします。炎症や痛みを抑える治療と併用してリハビリを行います。リハビリは、肩の機能を改善させることを目的として、可動域を拡大させることや筋力トレーニングなどを行います。必要な場合には温熱療法(物理療法)を施行します。

痛みを押さえるだけでは治療として不十分である場合が多いため、当院ではリハビリを併用し治療効果を高めております。

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